第38回電気化学会溶融塩化学講習会
中温 − 100-600 ℃の世界を極める電解質材料の活用と技術−
講習会は45名の出席をいただき終了いたしました。たくさんのご参加をいただきありがとうございました。
主 催:(社)電気化学会溶融塩委員会
協 賛:日本化学会・電気化学会 他
近年のエネルギー・環境材料は、エネルギー変換における効率を如何に向上するかが重要な課題となっています。特にこれまで高温作動が当然とされてきた、固体電解質や溶融塩の取り扱いも徐々に低温化が進んでいます。その一方で、新しい液体材料として注目されている常温溶融塩(イオン液体)についても、高粘性・低イオン伝導率を改善するため、これまでよりも高い温度領域で作動させることが視野にはいってきました。このような材料の多くは100〜600℃で作動しており「中温型材料」として注目されているところです。このたび溶融塩委員会で企画する講習会では、この中温領域を中心として比較的取り扱いやすい100℃付近から600℃まで、様々な分野におけて「中温」と呼ばれる領域での材料の取り扱いについて知り、今後の材料開発に向けた新たな展開について考えるきっかけとしていただければと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 2007年10月30日(火) 10:00-17:50
場 所 神戸大学滝川記念学術交流会館2階大会議室
http://www.kobe-u.ac.jp/info/access/rokko/bun-ri-nou.htm (図内16番)
プログラム
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講演時間 |
講演タイトル |
所属 |
講演者 |
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開会の辞 |
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1 |
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AlCl3系溶融塩の取り扱いと電気化学測定の事例 |
同志社大工 |
盛満 正嗣 |
2 |
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イオン液体を用いた中低温還元拡散法による銅合金の形成法 |
京大院工 |
邑瀬 邦明 |
3 |
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プロトン伝導性無機-有機複合材料の開発とその取り扱い−中温作動燃料電池への応用− |
阪府大院工 |
辰巳砂昌弘 |
4 |
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有機オニウム中温溶融塩の電気化学特性とその測定法 |
産総研 |
松本 一 |
5 |
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中温度領域の含水電解質融体の構造および物性測定法 |
神戸大環境管理センター |
梶並 昭彦 |
6 |
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熱力学を有効に利用した中温型燃料電池用材料の研究 |
京大院工 |
宇田 哲也 |
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質疑応答・閉会の辞 |
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定 員 |
100名(先着順) |
参加費 |
会員(協賛会員を含む)6,000円, 学生2,000円,会員外8,000円(税込み)、 ※なお、セミナー当日、溶融塩委員会へ入会された場合、参加費を1,000円とさせていただき、差額を溶融塩委員会の入会金・年会費の一部とさせていただきます。) |
申込方法 |
申込フォームはこちら。 1.参加者氏名 をご記入の上、下記事務局まで送付して下さい。 |
申込・問合先 |
〒657-8501 神戸市灘区六甲台町1-1 |
参加費振込先 |
●三井住友銀行 |