第40回電気化学会溶融塩化学講習会
計 算 機 科 学
− 溶融塩・イオン液体の物性を如何に予測するか?−
第40回溶融塩化学講習会は無事終了いたしました。沢山のご参加、誠に有難うございました。
テキスト(税込4000円)、若干の残部ございます。
主 催:(社)電気化学会溶融塩委員会
協 賛:電気化学会 電池技術委員会、イオン液体研究会、他
水、有機溶媒のような分子液体とは異なるユニークな液体としてイオン液体が注目され、基礎から応用まで活発に研究開発されております。それに伴い現状のイオン液体よりも優れた新しいイオン液体が求められるケースも増えており、イオン液体の分子設計指針がますます必要となってきております。ところがイオン液体を構成するアニオン、カチオンの組み合わせは無限と言っても良いほど多数であり、これらすべてを網羅的に合成、検証することは極めて困難です。一方、従来の無機イオンからなる溶融塩では早くから計算機シミュレーションによる溶融塩研究が盛んに行われ成果を上げており、また近年ではより構造が複雑なイオン液体系においても分子動力学計算等が行われるようになるなど、計算機の性能向上にともないますます盛んになっていくものと思われます。本講習会では、溶融塩/イオン液体に関する計算機科学に焦点を当て、計算機科学初心者のみならず、実験科学者の今後の溶融塩/イオン液体開発に向けた計算機科学の適用について考えるきっかけとしていただければと考えております。皆様のご参加をお待ちしております。
日 時 2009年11月18日(水) 13:00-18:30
場 所 大阪大学吹田キャンパス
材料開発・物性記念館
2F 研修室(大阪府吹田市山田丘2-1)
http://www.eng.osaka-u.ac.jp/ja/access/pdf/campus_map.pdf
(図中「R4」)
プログラム
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講演時間 |
講演タイトル |
所属 |
講演者 |
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開会の辞 |
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1 |
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第一原理分子軌道法によるイオン液体のイオン対相互作用の計算とMO法による拡散係数とイオン構造依存性(仮題) |
産総研 |
都築 誠二 |
2 |
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イオン液体の液体構造および金属イオン溶媒和に関する実験および理論的アプローチ |
九大院理 |
梅林 泰宏 |
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休憩 |
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4 |
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SCIGRESSによる分子動力学計算の概要 |
富士通(株) |
山崎 隆浩 |
5 |
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分子動力学法による輸送係数評価 -Fumi-Tosiモデルから分極イオンモデルまで- |
新潟大 |
大鳥 範和 |
6 |
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第一原理DFT計算による固体/イオン液体界面のエネルギー計算 |
産総研 |
香山 正憲 |
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質疑応答・閉会の辞 |
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定 員 |
60名(先着順) |
参加費 (税込) |
会員(協賛学協会員を含む)6,000円, (主催・協賛学協会の)学生会員3,000円, 学生非会員4,000円, 非会員8,000円 テキストのみ購入(会員、非会員とも)4,000円(税込) ※なお、セミナー当日、溶融塩委員会へ入会された場合、参加費を1,000円とさせていただき、 差額(5,000円)を溶融塩委員会の入会金・年会費の一部とさせていただきます。) 「SCIGRESSによる分子動力学計算の概要」の講習がより効果的です。 (インストール方法の詳細については本溶融塩委員会HPに掲載予定) なお、ノートPCのご持参は義務ではございません。 (当方からノートPCはお貸しすることもできませんが。) |
申込方法 締切延長中! |
1.参加者氏名 をご記入の上、下記の「申込・問合先」までE-mailにて連絡して下さい。 |
申込・問合先 |
〒563-8577 大阪府池田市緑丘1-8-31 独立行政法人産業技術総合研究所 世話人 松本 一 (TEL:
072-751-9426, FAX: 072-751-9622, E-mail: h−matsumoto@aist..go.jp) |
参加費振込先 締切延長中! 地図、アクセス |
申込後、早々に以下の口座に参加費をお振込みください。 (開催当日には入金が確認されている必要がございます。) ●三井住友銀行 大阪大学「吹田キャンパス」へお越し下さい。阪大吹田キャンパスへのアクセスはこちら。 ●電車 阪急電車千里線「北千里駅」下車、徒歩約15分 ●モノレール 大阪モノレール「阪大病院前駅」下車、徒歩約15分 ●バス 阪急バス 千里中央発「阪大本部前行」または「阪大本部前経由茨木美穂ケ丘行」 近鉄バス 阪急茨木市駅発(JR茨木駅経由)「阪大本部前行」 いずれも「阪大本部前」バス停下車、徒歩約10分 |