第43回溶融塩化学講習会は無事終了いたしました。沢山のご参加、誠に有難うございました。
主 催: | 電気化学会溶融塩委員会 |
協 賛: | 日本化学会, 日本分析化学会, 高分子学会, 日本表面科学会, 表面技術協会, 化学工学会, 高分子学会, イオン液体研究会, 電気化学会関東支部, 電気化学会電池技術委員会 |
電気化学は化学反応のエネルギーと電気エネルギーとの相互変換を取り扱う学問分野で、二次電池および燃料電池などのエネルギー変換・貯蔵デバイスに応用されています。この相互変換は電極および電解質の界面で、電子の授受および物質変換という形で起きます。これまで、水溶液|電極の界面に関する数多くの研究がなされてきましたが、近年、イオン液体|電極の界面に関する研究も増えてきました。
そこで今回の講習会では、テーマとして「イオン液体|電極の界面」を取り上げることとしました。電解質としてイオン液体を用いる場合、その界面構造もしくは制御に関する基本的な考え方から最先端の動向まで、国内外の第一線で活躍する講師をお迎えして、講演していただきます。電気化学もしくはイオン液体を研究されている学生のみならず、この分野に興味の持たれている異業種分野の企業の方々など、今後、イオン液体を用いる研究開発のきっかけとしていただければ幸いです。皆様のご来聴をお待ちしています。
時間 | 講演タイトル | 講演者 | |
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1. | 13:00-14:00 | イオン液体の物性を決める支配因子と構造形成性 | 渡邉 正義 先生 (横浜国立大学大学院工学研究院) |
2. | 14:00-15:00 | 界面分光で調べるイオン液体界面の構造とダイナミクス | 西 直哉 先生(京都大学大学院工学研究科) |
休 憩 | |||
3. | 15:10-16:10 | イオン液体における金属析出と電気二重層構造 | 片山 靖 先生(慶應義塾大学理工学部) |
4. | 16:10-17:10 | 原子間力と光電子で観るイオン液体/電極界面の局所構造 | 福井 賢一 先生(大阪大学大学院基礎工学研究科) |
開催年 | 名称 | 場所 |
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2011年 | 京都 | 第42回溶融塩化学講習会 |
2010年 | 東京 | 第41回溶融塩化学講習会 |
2009年 | 吹田 | 第40回溶融塩化学講習会 |
2008年 | 東京 | 第39回溶融塩化学講習会 |
2007年 | 神戸 | 第38回溶融塩化学講習会 |
2006年 | 横浜 | 第37回溶融塩化学講習会 |
2005年 | 東京 | 第36回溶融塩化学講習会 |