第47回溶融塩化学講習会は無事終了いたしました。ご参加、誠に有難うございました。
主 催: | (社)電気化学会溶融塩委員会 |
溶融塩は一般に、広い電位窓を有する高温で安定なイオン性融体として、電解浴や熱・反応媒体として用いられるが、その際に密度、粘度、導電率、表面張力、拡散係数、熱容量等の物性値に関する知見が極めて重要である。これらは塩による差異が大きく、混合による錯イオン種の生成等、ダイナミックな変化が多く観察される。本講習会では比較的低温の溶融KNO3を対象にして導電率と粘度の測定を行い、測定の原理や実験のツボを伝授する。
2018年9月13日(木)
〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-04
東北大学大学院工学研究科 創造工学センター
TEL 022-795-3676
【アクセスマップ】
2018年9月13日(木)
10:00-10:10 開会の挨拶対象試料は溶融KNO3とする。導電率測定にはU字管部を有する石英製の導電率セルとLCRメータを用いる交流法を、粘度測定には石英製の粘度計を用いる細管法を、それぞれ採用する。これらの方法は本来、測定に先だって室温での検定により装置定数を決定する必要があるが、講習会においては導電率および粘度に対して、それぞれ2組の装置を用意し、高温での溶融KNO3の測定と室温での検定を並行して行うことにより、全体の操作手順を実習する。
開催年 | 名称 | 場所 |
---|---|---|
2016年 | 東京 | 第46回溶融塩化学講習会 |
2015年 | 東京 | 第45回溶融塩化学講習会 |
2014年 | 京都 | 第44回溶融塩化学講習会 |
2012年 | 横浜 | 第43回溶融塩化学講習会 |
2011年 | 京都 | 第42回溶融塩化学講習会 |
2010年 | 東京 | 第41回溶融塩化学講習会 |
2009年 | 吹田 | 第40回溶融塩化学講習会 |
2008年 | 東京 | 第39回溶融塩化学講習会 |
2007年 | 神戸 | 第38回溶融塩化学講習会 |
2006年 | 横浜 | 第37回溶融塩化学講習会 |
2005年 | 東京 | 第36回溶融塩化学講習会 |