2001年電気化学秋季大会(2001年9月20-21日・東京理科大学神楽坂校舎) S5.溶融塩科学技術の新たな展開 21世紀を迎え、エネルギー・環境問題はますます身近で、かつ緊急な対応を必要とする課題となっている。常温溶融塩から高温廃棄物処理・新素材開発に至るまで最近の溶融塩が関わる科学技術においてはエネルギー・環境問題と直接関わる課題が数多く研究テーマとして取り上げられている。本シンポジウムでは、これらの最新の話題を集め、エネルギー・環境問題をキーワードとして、溶融塩科学技術の新たな展望に関する討論を行う。招待講演および一般講演で企画。 第1日・9月20日(木) (9:15〜10:00) 1E02 溶融水酸化ナトリウムとポリ塩化ビニルの反応(横浜国大院工)○端野直輝,藏屋英介,朝倉祝治 1E03 溶融アルカリ金属炭酸塩—硫酸塩におけるメタノール酸化反応へのアルカリカチオンの影響(横浜国大院工,東芝)○島野 哲,藏屋英介,朝倉祝治,東海林裕一,吉岡律夫 1E04 イオン性液体中におけるヨウ素レドックスカップルの電荷輸送機構(横浜国大院工)○川野竜司,渡邉正義 (10:00〜11:00) 1E05 溶融塩中からのZn-Te合金の共析(名大院工・理工総研)○坂元隆宏,黒田健介,市野良一,興戸正純 1E06 溶融塩電解法によるホウ素ウエハーの作製と熱電特性(横浜国大院工)片岡祐治,○熊代幸伸,佐藤浩太,横山 隆,平田克史 1E07 溶融LiCl-KCl-LiH系におけるZn電極上での水素電極反応(京大院エネ科)○中島裕典,野平俊之,伊藤靖彦 1E08 溶融LiBr-KBr-CsBr-LiH中におけるTi-H系の熱力学的検討(京大院エネ科)○笠嶋丈夫,錦織徳二郎,野平俊之,伊藤靖彦 (11:00〜12:00) 1E09 新規非対称イミドアニオンからなる常温溶融塩の合成とその物性(産総研生活環境系,トクヤマ)○松本 一,松永智徳,河原武男 1E10 分子プローブ法による常温溶融塩の溶媒パラメータの推定とイオン構造の相関(産総研生活環境系)○松本 一,蔭山博之 1E11 高エネルギーX線回折によるHF系常温型溶融塩の構造解析(高輝度光学研セ,原研,京大院エネ科)○小原真司,鈴谷賢太郎,松本一彦,津田哲哉,萩原理加,伊藤靖彦 1E12 常温溶融塩を用いたリチウム二次電池用不燃性電解液の開発—炭素負極の検討(東理大理工)○江藤恵子,松本 太,井手本康,小浦延幸 (13:00〜13:45) 特1E17 HF系常温溶融塩(森田化学)百田邦尭 (13:45〜14:30) 1E20 ヘキサフルオロホウ酸1—エチル—3—メチルイミダゾリウム室温溶融塩中におけるチタン()の電気化学的還元反応(慶大理工)○片山 靖,篠崎一人,美浦 隆,岸 富也 1E21 ルイス塩基性NbCl5-EMIC溶融塩中でのNb(V)の還元反応(九工大工)○田畑博之,盛満正嗣,松永守央 1E22 溶融(CH3)4NF・mHF中の化学種の存在比とその(CF3)3N生成に及ぼす影響(同志社大工,森田化学)○初代善夫,伊吹和泰,上野正勝,百田邦尭,田坂明政 (14:30〜15:15) 1E23 溶融炭酸塩中におけるチタン酸化物の溶解度(横浜国大院工)○岩田光由,山福太郎,光島重徳,神谷信行,太田健一郎 1E24 Solubility of NiO and O2 Reduction Behavior in an Optimized Carbonate Melt Composition for MCFC(東北大院工)○余 晴春,Mohamed Mohamedi,梅田 実,内田 勇 1E25 溶融炭酸塩中におけるアルミニウムの不働態皮膜生成機構(山形大工)立花和宏,○上村 潤,遠藤孝志,仁科辰夫,尾形健明 (15:15〜16:00) 1E26 多孔性無機粉体と共存する水和物溶融体の導電挙動と構造との相関(神戸大工)○水畑 穣,梶並昭彦,出来成人 1E27 高エネルギーX線回折を用いた無水カルボン酸アルカリ融体の構造解析(神戸大工,高輝度光学研セ)○梶並昭彦,中村公則,西川平祐,出来成人,小原真司 1E28 リン酸ガラスの短距離構造(新潟大院自然科学,同志社大工,原研東海研,高輝度光学研セ)○鈴木喜博,高瀬桂一,秋山 功,鈴谷賢太郎,梅咲則正,大鳥範和 |