溶融塩賞

溶融塩賞について

昭和58年(1983年)、溶融塩委員会設立25周年の記念事業の一つとして第1回の「溶融塩化学および技術に関する国際会議(International Conference on Molten Salt Chemistry and Technology)」が、当時、溶融塩委員会委員長であった渡邊信淳・京都大学教授を組織委員長として、京都国際会議場にて開催されました。この国際会議は、世界各国から約300名余の参加者を得て、大成功のうちに閉幕となりました。この国際会議の成功を記念して溶融塩賞が制定され、1986年(昭和61年)から毎年授賞が行われています。
選考基準は「化学、冶金、窯業など主に高温を取り扱う分野全般を対象とし、電気化学会誌、大会、溶融塩委員会、溶融塩化学討論会およびこれに準ずる会にて発表された研究および研究者を対象とする」となっており、原則として1名または学界・産業界から各1名が選考されています。詳細は、溶融塩賞規程をご覧下さい。

平成28年度「溶融塩賞」受賞候補者の推薦募集

募集は終了いたしました。
締切り: 2016年9月14日(水)必着
詳細は、こちらをご覧下さい。
推薦書の形式は、こちらよりダウンロード下さい。

溶融塩賞受賞者一覧(所属は受賞当時)

年度氏名所属選考の対象
第31回2016岡部 徹東京大学生産技術研究所 溶融塩を利用するレアメタルの製錬・リサイクル技術の開発
坂村 義治電力中央研究所原子力技術研究所 溶融塩化物を用いた核燃料処理に関する研究開発
第30回2015兼松 秀行鈴鹿工業高等専門学校 各種材料プロセスへの溶融塩技術の応用と展開
第29回2014水畑 穣神戸大学大学院工学研究科 異相共存場における溶融塩の物性と挙動に関する研究
第28回2013光島重徳横浜国立大学大学院工学研究院 溶融塩を用いた燃料電池の材料およびシステム研究
第27回2012該当者なし  
第26回2011大鳥範和新潟大学理学部化学科 計算機実験による溶融塩の熱伝導率評価
第25回2010竹中俊英関西大学化学生命工学科 溶融塩を用いた各種金属電解精錬法の開発
第24回2009鈴木亮輔北海道大学工学研究科 溶融塩化カルシウムを用いた金属酸化物の直接還元法に関する研究開発
第23回2008萩原理加京都大学大学院エネルギー科学研究科 高機能溶融塩の開発と応用
第22回2007田中敏宏大阪大学大学院工学研究科 高温界面物性とその応用に関する研究
第21回2006該当者なし  
第20回2005佐藤 讓東北大学大学院工学研究科 溶融塩のイオン構成と物性値に与える影響
第19回2004小浦延幸東京理科大学理工学部 常温型溶融塩の電析および電池用電解液への応用と浴中イオン種の構造解析
東城哲朗東洋炭素株式会社 HF含有溶融塩系における電解反応の研究およびオンサイトフッ素発生システムの開発
第18回2003松永守央九州工業大学大学院工学研究科 室温溶融塩系における電気化学測定と表面処理への応用
第17回2002岩舘泰彦千葉大学大学院自然科学研究科 光をプローブとして用いる溶融塩の物理化学的性質と構造の研究
第16回2001山村 力東北大学大学院工学研究科 溶融塩の輸送特性の測定と物理化学的諸性質の解明
百田邦堯森田化学工業株式会社 HF系常温溶融塩の開発とそれを電解浴に用いた電解フッ素化に関する研究
第15回2000川上正博 豊橋技術科学大学工学部 溶融塩を用いた新たな材料プロセスの開発
第14回1999香山滉一郎 姫路工業大学工学部 バナジウム・モリブデンおよびタングステンの溶融塩電解に関する研究
藤田玲子東芝電力システム株式会社 溶融塩技術の原子力分野への応用
第13回1998出来成人神戸大学工学部 電解質-水系を対象とした溶液化学の研究
第12回1997太田健一郎 横浜国立大学工学部 溶融塩を用いたエネルギー変換プロセスの材料科学的研究
第11回1996市川和彦 北海道大学大学院地球環境科学研究科 複雑イオン融体の構造、物性と機能に関する基礎科学的研究
第10回1995原 茂太 大阪大学工学部 溶融理酸塩および溶融酸化物-弗化物の物性値測定と冶金反応の速度論的研究
第9回1994田坂明政 同志社大学工学部 酸性フッ化物系の電解反応に関する研究
玉村英雄昭和電工株式会社 溶融塩電解によるNd-Fe合金の工業製造プロセスの開発
第8回1993内田 勇 東北大学工学部 高温イオン性融体系における電気化学ならびに溶融炭酸塩型燃料電池の工学的基盤確立に対する貢献
澁谷敦義住友金属工業株式会社 溶融塩を用いた鋼板亜鉛メッキ技術の発展に貫献
第7回1992児玉皓雄大阪工業技術試験所 溶融炭酸塩型燃料電池発電技術開発のプロジェクト立案、研究開発を通じて、溶融塩および高温化学の発展に貢献
山本和弘三徳金属工業株式会社 レア・アース金属の工業生産技術に関する研究を通じて、溶融塩および高温化学の分野の発展に貢献
第6回1991持永純一 千葉大学工学部 溶融塩の物性と構造の研究
第5回1990伊藤靖彦 京都大学工学部 溶融塩系の電気化学工学
第4回1989岡田 勲 東京工業大学大学院総合理工学研究科 溶融塩の分子動力学シミュレーション
第3回1988児嶋弘直 山梨大学工学部 溶融塩を用いた機能性化合物の合成
金谷泰宏ダイソー株式会社 ニオプ酸リチウム単結晶の製造と用途
第2回1987石川達雄北海道大学工学部 塩化アルミニウムの高温溶融塩電解による省エネルギー・高生産性アルミニウム製造に関する研究
八剣吉文小松電子金属株式会社 溶融温電解を利用した新しいモノシラン製造法の開発
第1回1986沖 猛雄名古屋大学工学部 溶融塩化学反応を利用した金属表面処理に関する研究
南浦基二住友アルミニウム製錬株式会社 省エネルギー・省力化アルミニウム電解炉の開発と操業技術の確立