溶融塩化学講習会
第45回溶融塩化学講習会
第45回溶融塩化学講習会は無事終了いたしました。沢山のご参加、誠に有難うございました。
全国共同利用研究施設を利用したエネルギー・環境研究の展開
-相補的な活用を目指して-
主 催: |
(社)電気化学会溶融塩委員会・東京都市大学工学部原子力安全工学科、東京都市大学原子力研究所 |
協 賛: |
電気化学会・日本原子力学会・日本化学会・日本セラミックス協会・イオン液体研究会・表面技術協会・日本金属学会・日本希土類学会・日本熱物性学会・軽金属学会・資源・素材学会・高分子学会・応用物理学会・固体イオニクス学会・電気化学会関東支部・電池技術委員会・SOFC研究会・日本原子力学会再処理・リサイクル部会等(予定) |
高温の溶融塩は、原子力分野における核燃料再処理プロセスの媒体として適用され、そのいくつかのプロセスは実証間近な段階にあります。電池産業においては、既に実用化された溶融炭酸塩形燃料電池ならびにナトリウムイオウ電池だけでなく、近年常温付近にて溶融する塩であるイオン液体のその高い電気伝導性、安定性を活かしたリチウムイオン2次電池やキャパシタへの応用研究も盛んです。
ところがそれらの研究開発は、単独の大学・機関・会社で行われることはほとんどなく、種々の設備を利用して相補的な手法を組み合わせることによって共同研究という形で進められることが多くなってきています。
そこで電気化学会溶融塩委員会では、特に国内外の施設を用いて積極的に研究を展開されている大学・機関の方々をお迎えして、最新のトピックスを交えてご講演いただく講習会を企画いたしました。日本全国に散らばっている共同利用研究施設で展開しうる実験がどのようなものであるか、入門から最新の技術情報を短時間で得ることのできるまたとない貴重な機会ですので、環境エネルギーや原子力を専攻・研究されている学生・教員のみならず、関連技術の研究開発にご興味の持たれている社会人の方々も是非お誘いあわせの上、ご聴講下さいますようお願い申し上げます。
日時および場所
2016年1月26日(火) 13:20-18:00(終了時刻は予定)
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1
東京都市大学世田谷キャンパス3号館4階 メモリアルホールA
東京都市大学世田谷キャンパスマップ
参加費
会員(協賛会員を含む)6,000円
学生3,000円
非会員12,000円
学生非会員4,000円(税込)
テキストのみ購入(会員、非会員とも)4,000円(税送料込)
参加費振込先:
ゆうちょ銀行(郵便局)からの振り込み口座
ゆうちょ銀行振替口座: 00280-6-49625 名義人: 溶融塩委員会
他行からの振込の場合
店名: 〇二九(ゼロニキュウ)店(029) 口座番号:当座 0049625 名義人: 溶融塩委員会
参加申し込み方法
郵送・E-mailにより下記の内容をご連絡のうえお申し込みください。
1. 参加者氏名
2. 所属
3. 連絡先(郵便番号, 住所, TEL, FAX, E-mailアドレス)
4. 会員資格(会員/非会員/学生会員/学生非会員, 会員扱いで参加を希望される場合は、入会している協賛学会名を記載してください)
5. 会費支払予定日(当日の現金取扱いはいたしませんので、ご注意ください)
定員:60名(先着順)
(参加申し込み締切り:
2016年1月16日(金))(定員になり次第受付を終了いたします)
申込み・問合先
〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1 東京都市大学工学部原子力安全工学科 世話人 松浦 治明
TEL:03-5707-0104ext3608,FAX: 03-3704-7675
E-mail: hmatuura[at]tcu.ac.jp(メールにてお申し込みの場合は"[at]"を"@"に変換してご連絡下さい)
アクセス
東京都市大学「世田谷キャンパス」へお越しください。
電車: 東急大井町線「尾山台駅」下車、徒歩約12分
バス: 東急東横線・多摩川線
「多摩川」駅より東急バス「玉11系統」二子玉川駅行6分(東京都市大南入口)下車徒歩3分
東急田園都市線
「二子玉川」駅より東急バス「玉11系統」多摩川駅行7分(東京都市大南入口)下車徒歩3分
東急東横線
「田園調布」駅より東急バス「園01系統」千歳船橋駅行5分(東京都市大北入口)下車徒歩5分
タクシー:東急東横線・大井町線「自由が丘」駅、または東急田園都市線「二子玉川」駅より
詳しくはこちらをご参照ください.
東京都市大学アクセスマップ
プログラム
13:20-13:30 開会の辞
13:30-14:30 講師:大窪 貴洋(千葉大院工)
核磁気共鳴実験
―ガラスの構造研究
14:30-15:30 講師:雨澤 浩史(東北大多元研)
放射光実験
―電気化学デバイスのオペランドX線吸収分光測定を例に
15:50-16:50 講師:藤井 俊行(京大原子炉)
アクチニド実験
―紫外可視近赤外吸光分光分析及びラマン分光分析
16:50-17:50 講師:相良 明男(核融合研)
核融合ブランケット工学実験
―世界最大級の超伝導3テスラ磁場下フリナック大型ループ設備の始動
17:50-18:00 閉会の辞
これまでの溶融塩講習会